内部SEO対策の1つ、ページの表示時間短縮によく用いられる「キャッシュ系プラグイン」と「ソース最適化プラグイン」は、サイト管理に慣れてから導入しましょう。
このページの目次
「キャッシュ系プラグイン」とは
ホームページの構成には、「静的ページ」と「動的ページ」の2種類あります。
「静的ページ」とは、ホームページが1枚の写真のように構成されており、ページを開くと本のページをめくるようにすぐに表示されます。
対して「動的ページ」とは、ホームページがプラモデルのように構成されており、ページが開かれた瞬間にプラモデルを組み立ててからページを表示する為、ページの表示まで時間がかかってしまいます。
「静的ページ」と「動的ページ」はサイトの構成上の違いからページの表示時間にかなりの差が生じます。
そこで、動的ページで構成されたページの写真を保存し、性的ページで本のページをめくるようにしてしまおうというのが「キャッシュ系プラグイン」の仕事です。
※イメージですので、実際とは違うかもしれません。
キャッシュ系プラグインでは「W3 Total Cache」が有名です。
W3 Total Cacheはサーバーの設定もできるとのことで、さらにページの表示時間短縮に役立ちます。
プラグインを使用する場合はプラグインの新規追加画面より「W3 Total Cache」を検索してインストールしてください。
W3 Total Cacheの設定方法は、【W3 Total Cache 設定】で検索すると丁寧に説明してくれているサイトがたくさんあります。
↑クリックすると検索結果ページが開きます。
プラグインのインストール時、更新時にエラーが発生した場合は、プラグインを更新したら画面が真っ白になった時の対処法もご覧ください。
「キャッシュ系プラグイン」を最初から使わない理由
このサイトではW3 Total Cacheなどのキャッシュ系プラグインは使用していません。
キャッシュ系プラグインは多少のウェブ知識が必要で、不具合が出た時には初心者では全く手に負えません。
【キャッシュ系プラグイン 不具合】などで検索すると、エラーの話がでてきます。
↑クリックすると検索結果ページが出てきます。
ホームページを作成して訪問者がとんでもなく増えたらキャッシュ系プラグインは必要かもしれませんが、鍼灸院、整骨院、整体院などの治療院は地域ビジネスなのでそこまで訪問者は増えません。
ページの表示時間短縮という内部SEO対策は重要ですがまずは他のSEO対策から始めましょう。
「ソース最適化プラグイン」とは
ワードプレスにはページを構成する様々なソース(パーツ)が存在します。
特に、サイトに存在するたくさんのソースの中から、『CSS』と『JavaScript』という容量の大きいソースを最適化することで、ページの表示時間を短縮することができ、内部SEO対策としても重要です。
『CSS』⇒デザインやレイアウトを指定する言語
『JavaScript』⇒画像の効果やアニメーションを使用する時のプログラム
初心者には全く理解できない『CSS』と『JavaScript』の最適化ですが、ワードプレスのプラグインは自動で行ってくれます。
『CSS』と『JavaScript』のソースを最適化してくれるプラグインでは、「Head Cleaner」が有名です。
プラグインを使用する場合は、プラグインの新規追加で「Head Cleaner」と検索してインストールしてください。
Head Cleanerの設定方法は、【Head Cleaner 設定】で検索すると丁寧に説明してくれているサイトがたくさん出てきます。
↑クリックすると検索結果ページが開きます。
「ソース最適化プラグイン」を最初から使わない理由
使用するテンプレート(テーマ)によってはエラーが出たりするらしいので、このサイトではソースを最適化するプラグインは使用していません。
キャッシュ系プラグインに比べると不具合が出たときの対処も簡単そうなんですが、Head Cleanerは少し手間がかかるようなんです。
Head Cleanerはソースをキャッシュして保存するというシステムのようで、1カ月に1度くらい、過去にキャッシュされた古いデータを消さないといけないようです。
私はそれが面倒くさいというか、忘れてしまいそうで使用していません。
また、世界のgoogle様はページの読み込み時間(表示時間)をテストしてくれるのですが、なぜかHead Cleanerを使用しても点数が上がりませんでした。
もし、Head Cleanerの仕様前使用後で点数が上がるのであれば使用するのもいいかもしれません。
ページ読み込み時間(表示時間)のテストは、googleのPageSpeed Insightsで調べることができます。