LINEで送る
Pocket

「http://sub.○○○.com/」と「http://○○○.com/sub/」、どちらのURLでスタッフブログを開設するべきか…。
サブドメインとサブディレクトリの違いを簡単に説明します。

「サブドメイン」とは

商用のホームページを作成するために独自ドメインを取得しました。

【参考記事】ムームードメインで独自ドメインを取得

「http://」の後に続く『○○○.△△△』の部分が独自ドメインです。

このサイトのURLを見てみると、「https://website.frmr3.com/」になっています。
独自ドメインの前に『website.』が付いています。

このように、独自ドメインの前に好きな英数字を入れたURLを「サブドメイン」といいます。

サブドメインの使い分け

ドメインの形式は「会社」をイメージしてください。
独自ドメイン(ルートドメインともいう)は『本社』サブドメインは系列会社のような感じで、○○銀行、○○証券、○○重工、○○自動車のような会社をイメージしてください。
各会社とも、グループは同じでも取り扱う商品も客層も異なります。

ホームページ作成はSEOの観点からサイト内の情報を特定のジャンルに統一することが望ましいとされていますので、上記の会社構成のように掲載する情報を分けるのが望ましいです。
Yahoo!は検索サイトが独自ドメインで、ニュースや天気情報、オークションは全てサブドメイン分けして取り扱っています。

「サブディレクトリ」とは

サブディレクトリとは、独自ドメインの後ろに続くURLの構造で、「/」毎で階層構造をしています。
このページのURL、『https://website.frmr3.com/technic/subdomain-subdirectory/』で見てみると、独自ドメインの後ろの「technic/」はカテゴリを意味し、「technic/」の中に「subdomain-subdirectory」のページが存在するという形式になっています。

独自ドメインの後ろに続く、このURL形式をサブディレクトリや単にディレクトリと言います。

サブディレクトリの使い分け

サブドメインは会社のグループ訳だと説明しましたが、サブディレクトリは「部署分け」だとイメージしてください。
ドメイン(サブドメイン)という会社の中に、営業部、経理部、人事部、総務部があり、さらに課があり係がある…というような感じです。
Yahoo!のニュースでは、エンタメ、政治、外国などのジャンル分けがあり、さらに細かく分かれていきます。

サブドメインとサブディレクトリの使い分け

取り扱うテーマ、情報が異なる場合は「サブドメイン」でドメインを分けて設定します。
また、取り扱うテーマが同じ場合、「何々の中の何々」という場合には「サブディレクトリ」で分けます。

では、治療院ブログやスタッフブログ、趣味ブログなどはサブドメインとサブディレクトリ、どちらで設定するのがいいのでしょうか。
ちなみに、サンプル治療院ブログははサブディレクトリ形式です。

【参考サイト】サンプル治療院のブログ

被リンク獲得とページ数増加でSEO対策

SEO対策の手法には、「外部のSEO対策」と「内部のSEO対策」という方法があります。

【参考記事】外部の検索エンジン上位表示対策(SEO)
【参考記事】内部の検索エンジン上位表示対策(SEO)などの手法があります。

サブドメインではなく、サブディレクトリでブログを運営すると、ドメインに属するページ数が増え、増えたページのどこかが獲得した被リンクはドメインのSEO強化に繋がります。
違うグループの会社の売上は関係ないけど、自分の会社の各部署の売上は社長のものになるというイメージです。

私は弱い会社をいくつも作るよりも、1つの会社に絞って運営することにしたのですが…、失敗でした。
鍼灸マッサージ治療院のホームページでは考えられないほどのページ数に増えましたし、ブログの記事がリンクされたりもしましたが、検索順位は変わりませんでした。

鍼灸マッサージ治療院の情報を掲載しているページ数よりも、スタッフブログの日常のどうでもいい話の方が何倍ものページ数となり、SEO対策の基本、ホームページで紹介する情報を統一するというものから外れてしまいました。
新たにサブドメインを取得してブログだけを移動させることもできますが、URLが変わってしまうと検索結果に出なくなってしまうのでそれもできません。

被リンクの獲得やページ数の増加はSEO対策としても重要ですが、それにこだわりすぎると私のように失敗してしまいますので注意してください。

将来を見据えたサブドメインの利用

もしスタッフブログを作成するのであれば、「http://blog.frmr3.com/」というサブドメインを作成し、『http://blog.frmr3.com/tanaka/』のように、ブログ用のサブドメインの中に田中さんのブログを開設する…という形式が将来的にマイナスがなくていいかと思います。
もし、治療に関する事、勉強会などの事をアップしていくのであれば、治療院のURLのサブディレクトリに開設するのもいいかもしれませんね。

★コスパ最強の美容メニュー導入に最適!
家庭用高性能フラッシュ式脱毛器【ケノン】
これ1台で脱毛メニュー+美顔メニューに対応。
購入特典はケノン公式HPがイチバンお得♪
LINEで送る
Pocket